もっと感動すると思ったんだけどなぁ。
期待しすぎたかも。

でも、まあ良いほうじゃないかな。
重いけど。その重さがハリウッドには無いからね。

ベニグノがキモいと評判だが、私はそ〜は思わなかった。
片思いってそんなもんでしょ。ストーカーちっくになっちゃうものさ。じゃないと映画的に面白くないし。それぐらい一途になれれるってスゴイよな〜。って。

見終わったときは「ほぉ〜」と思ったけど、一日経ったら「昨日何観たっけ?」と忘れかけてた。考えたら前作の「オール・アバウト・マイ・マザー」も「いいな〜」と思ったはずだけど、ほとんど覚えてない。
逆にアルモドバル監督の初期のちょっとHなコメディの方が覚えてたりする。色使いとかスゲー斬新だったなぁって。

ストーリーも悪くないし、細かい演出もバッチリ効いてるのにな〜んか物足りない感じなのは何故だろ?
★★★☆☆

コール

2004年9月4日 映画
久しぶりにDVDを借りて来ました〜。

で、コレかよ。

私はあんまり好きじゃないわ。
浅いんだもん。ストーリーはB級サスペンス。
キャストは一応A級か…。

しかしS・セロンもK・ベーコンもイマイチ。
D・ファニングは何処でも褒められてるけどね。
あの生意気な感じがいいのかな?

その中でもちょっと気に入ったのはコートニー・ラヴ。
最初は「え〜??」と思ったけど、あのオバちゃんっぷりが良かったわ。ふっ切れすぎ!って感じがね。失う物は何もない!

S・セロンはタダのキレイなお姉さんやん?
この映画のコートニーを見て「モンスター」やろうと思ったんじゃ?と思ったね。

やりすぎだろっ!ってツッこまずにいられないハリウッド特有の派手なエンディング。安い伏線も効いてますよ〜と得意気。
はあ〜虚しい。
イマドキはこんなもんでしょ…。悲しいけれど。
★★☆☆☆
久しぶりのビデオ鑑賞です。

昔観て大好きになった映画、BSでやってたので。
もう一度観てみたらやっぱほとんど忘れてて、改めて驚いた。

当時は気付かなかった細かいトコに感激。
ランディ・クエイドとジョン・ハートが出てたとか。○○してたとか…。

こうゆう他国で投獄されて云々って話は結構ある。クレア・デーンズの「ブロークダウン・パレス」もそんな感じだ(ちょい好き)。あと日本人の本でそんなん読んだ。カンボジアで捕まって…って。
現在もこういう問題はあるだろう。海外旅行に行く人は決して他人事では無いと思う。
この「ミッドナイト〜」は実際罪を犯したが、そうでない人も巻き込まれる可能性はあるもんね。そう思って観るとまた更に楽しめるかもよ。
で、コレも実話がベースである。

オープニングからピリピリと耐え難いほどの緊張感。
主人公は密輸しようとしてるんだけど、ビビリまくりで汗だく。見るからに怪しい。そんなにビビるなら止めとけよ、と突っ込みたくなる。

とにかくアラン・パーカー監督の傑作と思われる傑作。
主演のブラッド・デイビスもスゴイ。投獄前、中、後と別人のような役作り。エイズで死んじゃったらしいけど。

観てない人は観てみてね。
重い社会派が好きな方。あ、でも先日の「告白」ほど難しくは無いよ。
★★★★★
今日はちょっと趣向を変えて、映画女優の紹介。
最近映画観られないし。
んで、昨夜フッと思い出した「シェリリン・フェン」。
「ああ、好きだったな…」って。
んで、ちょっとココに書いてみようかなっと。

代表作はアノ「ツイン・ピークス」だろう。
ああ懐かしい。流行ったねぇ。登場人物ばっかい〜っぱいで、収拾つかなくなちゃってど〜しよ〜もないラストになった作品。
ってか、デビッド・リンチはきっとはじめから「誰が犯人」なんてど〜でもよかったんだろうな。今思えば「マルホランド・ドライブ」っぽいの作りたかったんだろって(TV向きじゃないっつ〜の)。

シェリリンは、その他にもリンチの作品「ワイルド・アット・ハート」に端役に。あとリンチの娘のジェニファーの監督作「ボクシング・ヘレナ」に主演。この作品企画は良かったんだけどねぇ…。娘には才能が無かったと言うことで…。その後作ってないしね。

その後チョコチョコと小品に出演するもイマイチなんだな。
私は93年の「スリー・オブ・ハート」までしか見てないけどね(それも私の大好きなケリー・リンチ姉さんの方ばっか見てたし)。

多分ピークは「トゥー・ムーン(’88)」だったんじゃないかな?
マリリン・モンローの再来と言われたシェリリンのセクシー度全開!全裸で頑張ったんだ。しょ〜もない映画だったけどね。ちなみにこの映画で妹役をミラ・ジョボビッチが演じてるんだ。

しかし、どの作品もど〜も垢抜けない感じはするんだよね。
そこがまた良かったのかもしれないけど。

ところで、シェリリンは昔ジョニー・デップと婚約してたんだよぉ(ジョニデはいろんな人と婚約したりしてるからね)。

もうすっかりBorC級の女優だ〜と思ってたら、最近公開された「16歳の合衆国」に出てるらしい。ちょっと調べてみたら、アノ顔のままオバちゃんになってました。そうだよね〜、もう40近いんだもんね…。
まだまだガンバレ!
ビデオ発売当時に見てればきっと面白かったかも。
リバー・フェニックスも出てるし。

実話を元にした話らしいよ。
まあ、ストーリーは大したことないが、キャストが皆イイ味出してる。
ケビン・クラインもめっちゃイタリアンな感じ出てたし、キアヌもリバーも面白い。
気のせいか、ケビン。クラインって不倫する役多くない?

タイトルがバカっぽすぎて、手が出なかった一作。
でも意外と美味しいよ。
下の「告白」とは正反対の気持ちのときにど〜ぞ。
★★★☆☆

告白

2004年8月12日 映画
コスタ・カブラスの作品は「ミュージック・ボックス」「ミッシング」「背信の日々」なんかが大好きだ。
しかしこの「告白」を含む初期の三部作は難しい…と思っていた。
以前「Z」を観たけど挫折したような…。

でもこの「告白」は意外と最後まで観れた。
ストーリーは難しくないんだけど、背景が全くわからん。
「1951年チェコスロヴァキアで起こったスランスキー事件」なんて知らんやろ。このアホな私が。他国の政治なんか知るかい!?って。
それでもまあ何となく予想はつく状況なので理解できた。
それをクリアしたら、かなり面白いかも。
落ち着いた映像なのに緊張感や怒りが伝わってくる。
コレを機に三部作の他ニ作も観ようかな。
って、ビデオ屋には置いてなさそう…。

政治映画職人のコスタ・カブラス。
私的には「ユダヤ人虐殺」をテーマにした「ミュージック・ボックス」がオススメっす。
ちょっとヘビーな気分のときに。

★★★☆☆

テルミン

2004年8月7日 映画
へ〜〜〜〜〜。って感じ。

意外と知ってる映画とか音楽で使われてたんだな〜。と今更気付かされた。

自分でテルミンを演奏したいとは思わないが(難しそうだもん)、興味深い楽器ではある。

もっと何かスゴイ話が隠されているのかと思ったが、普通だったわ。

テルミンに興味がある方に
★★☆☆☆

ブギーナイツ

2004年8月7日 映画
けっこ〜好きだな〜。
「マグノリア」より好きかも。

後半ちょっとストーリーを追いすぎて、初めの意図を忘れちゃったのかな…と。結果的に監督の意図と違う感じになっちゃったんじゃないかな?と感じた。
そういう意味では「マグノリア」の方が質が上かな。
それでもちょっと未熟な感じとチープなセンスが微笑ましい。

キャストいいねぇ…。
私の贔屓の俳優J・ムーア、F・S・ホフマン、W・H・メイシーetc…。キャラも立ってるし。

ちょ〜っと長かったけどね。
★★★☆☆
う〜ん…。

よくわかんない。
多分昔一回観たけどよくわかんなくて忘れちゃったんだ。
で、もう一回観たけど、よくわかんない。

エライ名作らしいけどね。
「名作」と言われるのはちょっと苦手みたい、私。
他フェリーニの作品は数本観たけど、覚えているのは「道」だけ。

イタリア語って聞き慣れてないから違和感があるわぁ。

あと10年後くらいにまた観よう。
★★☆☆☆

突然炎のごとく

2004年7月30日 映画
トリュフォーの名作!!

って、実はこの辺の苦手なんだよね…。
ヌーベル・バーグ系?ってヤツ?ゴダールとかね…。

前半はジャンヌ・モローがいい感じで引き込まれたけど、後半は何だか…。グダグダ感が…。

私も若かりし頃は、この映画のヒロインみたいに掴み所のない魅力的な女になりたいと思っていたよ。

しかし子供がいるのに若い頃と変わらず遊ぶカトリーヌはただワガママなだけじゃん。
夫のジュールも情けない。ジムもハッキリしない。ああイライラする!
だからラストの「!!」も「ああそう…」って感じ。

自称映画通の人はこの辺好きな人が多い気がする。
私は通でなくてよいです。ハイ。
★★☆☆☆
くぅ〜〜〜。
こんな映画嫌いだ。

絶対泣かしたろっ!て魂胆がミエミエで、ロビン・ウィリアムスも力いっぱい自分を出しててそれがまたムカつく。
「ブルース・オールマイティ」のジム・キャリーと同じニオイがするよ。

前半はロビンのクドさに辟易。
後半の展開に無理を感じた。
実話なんだけど本当にこんなんだったんかいな?
と疑いたくなるような展開。

ロビンはいつものロビンにしか見えませんけど…?
近くに居たらウザそう。

途中「アノ事件」にウルウルきた。悔し〜〜〜。ズルいよ。
★★☆☆☆

アンジェラの灰

2004年7月27日 映画
感動するのかと思ったのにぃ。

どうやら原作は良いらしい。
機会があったら読んでみよう。

映画も悪くはないんだけど、あんまり残らない感じ。

アイルランドってど〜してこう幸薄い映画ばっかなんだろ?
雨降って、失業して、酒飲んで…。

本に期待。
★★☆☆☆

太陽を盗んだ男

2004年7月23日 映画
10年以上前に自称俳優の卵の30歳過ぎの男性友人に熱心に勧められたが、「邦画はちょっと…」と観ていなかった。

情報を集めようと調べたら、サイトがいっぱいあること!
熱狂的なファンがいるのねぇ。
昔の映画なのに。
ってかその昭和な雰囲気が私は大好きだけど。

確かにパワーに溢れた作品だわ。
前半はかなりクール♪
外国映画みたいにカッコイイのにめっちゃ日本っぽい。
後半は前半とはちょっと違う意味で面白かった。

所々のシーンがどこかで見たことあるような…って感覚は、誰かがどこかでパクったのか、これがパクったのか…?

日本でもこんな作品作れるんだぁ〜って感心。
でも今はもうこんな映画は作れないだろうな。
★★★★☆
むっちゃカワイイ〜〜!シャルロット!
一体この人幾つよ??!と思ったら、アララ私と同い年。
…んんん(汗。

内容はタイトル通り。
フランス映画苦手な人でも多分大丈夫なライトなラヴコメディ。
彼女の映画っていつもいかにもフランス的でちょっと理解しにくい所があったけど、コレはそんなこと全然無い。
ヨーロッパのオシャレな雰囲気も出てるし。

けどやっぱシャルロット好きじゃないとキツイかなぁ?
ちょっと違うけど人気女優を演じたジュリア・ロバーツ(ノッティングヒルの恋人)は何だか嫌みだったしなぁ。
いや、でもとにかくシャルロットはかわいいのだ。
★★★☆☆
昔観たけど忘れたのでもう一回観てみた。

まだそんなに売れてない頃のジュリア・ロバーツの他大物俳優が競演の感動作。
モロ女性向けのお涙頂戴。
くやしいけど女性の私には良かったりするんだよね。
特に最後の方のサリー・フィールドの泣き笑いはウルッときちゃったわ。
くそ〜〜、こんなベタなストーリーでベタな出演者に泣かされるものか〜!と抵抗したりして。

多分前に観たときは若くてそんなに感動してなかったはず。
やっぱ母と娘&女同士の友情の話だと、この歳にはシミジミ感じるのかも…。

全体的に見るとジュリア・ロバーツが浮き気味な感もあるが、それは現在の彼女があるからかな?
女性にはオススメ、男性は見ちゃダメ。
★★★☆☆
「スクール・オブ・ロック」の監督リチャードなんとかの作品。
「スクール〜」とは全く違う!違いすぎる。

実写の上からアニメ処理みたいのした、新しい映像。
けど、な〜んかイマイチ抽象的すぎる。
脈絡がないので、画面が変わると状況を把握するのに時間かかる。

しかもず〜っと哲学を語られて。
自分の哲学語るのは楽しいが、他人の哲学聞くのって退屈じゃん。

特に起承転結も無く。
画面はブレア・ウィッチ張りに揺れてるし。

もうちょっと若かったら面白いと感じたかも。
哲学とか好きだった頃にね。
★★☆☆☆
ヘルレイザーファンの私としては全く納得行かない。

一体何作目なんだろ?

前回の「ゲート・オブ・インフェルノ」は(その筋の人には)良いと評判だったらしい。観たはずなのに全然覚えてない。
今回のリターン・オブ・ナイトメアも明日にはサッパリ忘れていそうなくらいヘボかった。

1、2作目の主役のクリスティが帰ってきたけど、もうどれだかわかんないくらいに老けてた。可愛かったのに…。

やっぱ1作目がよかったなぁ。もう一回観たくなってきた。
でも今後このシリーズは新しいのが出ても観ないと思う…。
★☆☆☆☆
TVでやってたので何となく観てみた。

悪い意味で予想通り。
キャスティングは豪華だけどね。
(私の中でデ・ニーロは評価低いが)

コメディのワリにテンポが悪い感じがしたな。
もっともっと面白く出来るはずだし。
何を狙っているのか、地味なコメディだ。

もともと映画ではあんまり笑えない私だが、コレも1回も笑えなかった(クスリともしない)。
モチロン感動もナシ。
続編もある程度予測できるので観たいとは思わないな。
★☆☆☆☆

青の炎

2004年7月15日 映画
原作が好きだったので。
でも同じ貴志祐介の原作の「黒い家」にはマイっちゃったからな〜。
あんまり期待してはいなかったんだけど。

…イマイチ。
キャスティングも演出もな〜んかボヤけてない?
まあこんなもんなのかな。
蜷川幸雄と言う監督はこんなもんなのか…。

それとあややに芝居は無理だから。
あと山本寛斎も。
日本映画ってコネか何か知らないけど「???」なキャスティングするときあるよね〜。

てかアイドル映画だったんだ…。
そ〜ゆ〜ことか。納得。
★☆☆☆☆
ジャック・ニコルソンが普通のジイさんを演じる。
退職後の数日間。

コメディ&ハートウォームを狙っているっぽいが、J・ニコルソンの味のありすぎる顔が邪魔して笑えないし泣けない。逆にちょっと怖い。顔が怖すぎなんだ。

ストーリーは特に盛り上がりもなくて、ただのジィさんの不満をダラダラ聞かされているようでちょっとキツかった。
最後に何が待っているのか…と期待しちゃったけど、インパクトに欠けるエンディング。

キャシー・ベイツの方がインパクトありすぎて…。他の批評を見てもやっぱり彼女のコトが書いてある。

私的には娘の婿のいかにも頭悪そうな長髪ハゲのダーモット・マロニーがよかったわ♪いつもイイ役なのに、レッチリのプロモの変な兄ちゃんみたいで面白かったわ(知らんって?)。

まあこのジィさんみたいなジィさんはいっぱいいるんだろう。そんな人には共感を呼んでいいかも。
私にはタダの頑固オヤジのグダグダ…でイマイチ。
それとニコルソンに普通の人は無理。
★★☆☆☆

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